◆人物紹介
特定の主人を持たず、“非日常”から命を狙われる依頼人の用心棒を務める飄々とした雰囲気の男。
特殊警棒を用いた警棒術を得意としており、異能者相手にも物怖じしない。
危機的な状況にも飄々とした物腰に変化はなく、心なしか楽しんでいるようにも見える。
治癒異能は純血故に強力で、明らかに死亡している状態から何事もなかったかのように五体満足で蘇生している。
【正体】
かつて警視庁異能捜査課に所属していた警官。
裏社会で人身売買を行う組織への潜入捜査を遂行していたが、敵に潜入者であることを知られ拷問の末に殺害されたが、死亡する直前に異能が覚醒したため遺棄された場所で蘇生し、事実上の生還を果たした。
しかし、組織の異能者による記憶操作の能力により、関わりがあった人物の記憶から存在を消され、恰もはじめからこの世に存在ないものとなってしまった。
そのうえ、無理に思い出させようとするとその相手の脳に強い負荷が掛かり発狂させてしまうことがわかり、過去に関わりがあった人物への接触は避けている。
◆異能
治癒異能 純血
・頭部や心臓を破壊されても元通りに戻る驚異的な治癒能力を持ち、限りなく不死身に近い体となっている。
・体から切り離された部分は時間が経つと黒い灰のようになり消滅する。
・頭部破壊による死亡は人間の潜在能力を開放するトリガーとなり、数分間だけ超人的な身体能力を発揮する。